前書きに代えて

2001年の1月の終わりから、5年間にわたって開設していたホームページ「晴耕雨読」を
諸事情から閉鎖して2か月あまりがすぎた。
何事もなければ、そのまま続けていたのであろうが、やむなく閉鎖という状況に至ったのも、
これはこれでひとつのきっかけであると考え、現状の見直し、考え直しをしてみた。

その結果として、ホームページのタイトル、およびハンドルの変更という
おそらくこんな機会でなければできない変更に踏み切ることとした。

まず、「晴耕雨読」のタイトルに関しては、字面から言えば自分の暮らしにぴったりなのだけれど、
「悠々自適なくらし」という意味上から言えば常に多少の違和感を感じていたということ。
悠々でもないし、自適でもないんじゃないか?そんな思いも少なからず持ち続けていたということだ。

ハンドルに関しては「N2」という名に込めた自分自身の思いはもちろんあるし、
これだけの年数使ってきただけに愛着もある。
けれども、ホームページのタイトルを変えようと考え、先に「風と語りて」と決めた時点で、
少し内容とのバランスをとらなくちゃなぁ〜、との思いがわいてきた。

「風と語りて」というタイトルと、農業をしている自分とがあって、
そこで名付けるならと思いついたのが、「案山子」という名だった。

さて、こうしてあれこれと書いているものの、「N2」も「案山子」もそれは私自身であって、
私自身が取り立てて変わったわけではない。「晴耕雨読」が「風と語りて」と変わっても、
作る「私」は「私」でしかない。内容的にも、日記を主体としていくし、コンテンツも以前の通りである。

ただ、今は、「晴耕雨読」や「農作業日誌」という字面に現れている「耕す生活」だけでなく、
もっと幅広い部分を、
もちろん農業と食に関連したことが中心となるが、より雑多なものを含んで、
「風」と語り合いたいと思っている。

                                  2006.5.17        案山子